2016年11月1日火曜日

焼き芋

私は焼き芋が好きです。
去年の今頃は、研究室で修士論文書いてるのか焼き芋作ってるのか分からないぐらい焼き芋を食べていました。同期や指導教員までサツマイモを購入してくださる始末で、ロッカーにはサツマイモがストックされていました。私が好きなのは、ちょっとチンしました、とかゆうのじゃなくて、じっくりオーブンで焼いて、「ねちょおっ」てなった焼き芋です。味付けをせずに素材だけで美味しさを競うコンテストがあるならば、焼き芋は首位独走だと思います。

ケニアでもサツマイモは結構あるんですが、私が見た限り、塩茹でして食べるのが主流です。まあ普通に美味しいんですが、やっぱりサツマイモは「ねちょおっ」てしてこそ本領を発揮するんですよ。

基本的に料理では炭火を使っているので、これはもしや焼き芋が作れるのではないか?と思い立ち、街まで行ってアルミホイルを購入し、ついに挑戦してみました!

やっぱり、芋の種類が違うのか(日本でもサツマイモの種類によって結構出来上がりに差がでます)、思った以上には「ねちょおっ」とならず、「ほくうっ」てゆう感じでした。まあでも美味しかったです!!こちらの人にも評判が良かったので、これ、売れるんじゃないかな?とか思ったんですが、どうでしょうかね?


というのも、マーケットとかウロウロして思うのは、失礼ながら「みんなワンパターンなんだよな」ということです。たとえば菓子的なものを売っている人は至るところにいて、私がよく買い食いしているチップス(≒フライドポテト)のほかに、サモサ(≒揚げ餃子)、マンダージ(≒ドーナッツ)、焼きメイズ(≒焼きトウモロコシ)などありますが、結局どれもこれも同じ!なんですよね。


驚くのは、同じものを同じ値段で、しかも隣で売ってる、とかも珍しくないことです。特に野菜とか果物ですね。ずら~と並んで皆でバナナを売ってたりします。おいおい、誰からバナナを買えば良いんだ?という気分になる。てゆうか、なんで同じものを売る人が隣に来るのを許すのかも謎です。「もし私がバナナ売りだったら、自分の隣に他のバナナ売りを座らせないよ」と友人に話すとなぜか爆笑されました。彼曰く、「価格競争するんだから良いことだよ」とのこと。まあ消費者の立場からはそうかもしれないですが、売る側からしたらどうなの?と納得がいかない。もしかして協同で仕入たり売り上げを分けっこしたりしてるのかもしれないですが。


儲けを出すために、必要なコストを削減する(というかチョロまかす)工夫がされているのは分かります。だけど付加価値をつけて差別化するとか、新しいものを売ってみるとかも大事ではないでしょうか。リスクに賭ける余裕がないと言ってしまえばそれで終わりですが、リスクを取らないと新しい世界は開けないのです。まあ端的にいえば、焼き芋売りが現れたら、私は毎日買いに行きますよ、ってことです。

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